千代田区の文化財

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考古資料

外堀の下から発見された下駄

そとぼりのしたからはっけんされたげた

登録No. 078-01-0001
解説 この下駄は、江戸城外堀の堀の掘り方脇の盛土から出土した。このため、外堀普請が行われた寛永13年(1636)以前に使われ、盛土中にほかの遺物と一緒に捨てられたことがわかる。1636年以前の下駄とわかる資料である。この遺跡ではほかにも多くの下駄が出土した。下駄は、平城京跡から連歯下駄という一木造りの下駄が出土することから奈良時代には存在したとわかる。平安京の発掘出土例からは、12世紀(平安時代)に、差歯の露卯下駄が出現するとわかり、江戸時代になると下駄の形態は実にさまざまである。この下駄は、丸型の差歯下駄で、陰卯下駄である。歯の裏には当時の人が歩いたときに埋まった砂がみえる。
調査種別 本調査 調査次数 2
実測図 掲載頁 71 図版番号 - 遺物No. 46 - 210
出土地点(層位) 03号遺構
時代 江戸
材質 漆製品
器種 下駄
推定生産地 不明
法量a 6.3 法量b 7.8
法量c 18 法量d 6.3
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