千代田区の文化財

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歴史民俗資料

鯰絵「世直し鯰の情」

なまずえ「よなおしなまづのじょう」

分類 戦争・震災
解説 鯰絵は安政2年10月2日に江戸を襲った大地震直後に刊行されたかわら版で、当時地震を起こすと考えられていた鯰をモチーフに描いた戯画と、世相を風刺する詞書などから構成される無届出版のものである。ここでは鹿島の神に日頃要石によって押さえつけられていた鯰が、神無月(10月)で鹿島の神が出雲に出かけている隙に地震を起こした実態を示している。ここでは地震後町の復興・再建ラッシュにビジネスチャンスを掴んだ大工・鳶・左官などの建築関連の職人を中心に、庶民が貧富の差を克服してくれる「世直し」的存在の鯰に感謝しているさまを表している。
年代 安政2年(1855)10月
材質
形寸 35.9・(縦)×24.3・(横)

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