古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」 レポート

11月2日(土)、古書で紐解く近現代史セミナー第3回「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語―」を開催しました。ナビゲーターは、本年6月に出版された同名の本の著者・佐滝剛弘さんです。

古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」

佐滝さんと『国史大辞典予約者芳名録』との出会いは全くの偶然でした。1908年吉川弘文館刊行の『国史大辞典』(初版)を予約した個人・団体名がひたすら羅列されているだけの小冊子と言ってしまえばそれまでですが、その個人・団体について調べることで、時代背景や地域性などさまざまなことがわかってきました。
今回はこの調査におけるエピソードと、出版後日談を披露していただきました。

古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」

明治後期の日本はどんな状況だったのか、まさに「歴史のロマン」を感じることができるお話で、参加された方はみなさん大変熱心に耳を傾けていました。
遠方から参加のお客様もいらっしゃり、質疑応答も非常に活発に行われました。

古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」

参加者の満足度もとても高く、アンケートには
・このような調べ方があったのかと感心させられ、とてもおもしろく聞かせてもらいました。1つのきっかけからイモづる式に物事がわかる、嬉しさ、忍耐、…お人柄がうかがわれました。本日、目からうろこでした。
・もう一度『国史大辞典を予約した人々』を読み直したくなりました。
・予約した人を調べることによってみえてくることについて、本文以上にさまざまな切口があることを語ってくれて、なるほどな、と感心しました。
といったコメントが寄せられ、中身の濃い、充実した内容のセミナーとなりました。

古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」

アンケートにはまた、「半年後にまた佐滝氏のその後のフォローをおききしたい。」とのコメントもいただきました。
佐滝さんの次のご登壇にも期待したいと思います。

■今後の予定
11月30日(土) 「群書類従とその精神の継承 ―本の中身を伝えるということ― 」

■追記(12月12日)
このセミナーの講演録をアップしました。こちらからご覧いただけます。

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